エルニーニョ現象とは?なぜ起きるのか
2026年09月18日
「今年は冷夏になるかもしれない」「暖冬の原因はエルニーニョ」といった言葉を耳にした事がある方は多いのではないでしょうか?
「エルニーニョ現象」
太平洋赤道域の中央から東側(ペルー沖等)にかけての海面水温が、平年より1~2℃以上高い状態が半年以上続く現象のことです。日本含む地球規模の気候変動の一種です。
【日本への具体的な影響】
夏は、太平洋高気圧の勢力が弱まり、梅雨が長引いたり気温が上がりにくく冷夏になりやすい傾向があり、日照不足による農作物への影響が懸念されます。
冬は、平年と比べて暖冬になりやすく、日本海側でも降雪量が少なくなる傾向があり、スキー場の雪不足等の経済的影響が懸念されます。
農業・漁業・エネルギー関連に多大な影響を齎すため、気象庁ではエルニーニョ監視速報を毎月発表しています。
「エルニーニョ」はスペイン語で「男の子(キリスト)」という意味で、南米ペルーの漁師がこの現象をクリスマス前後に気付いたことからこの名が付きました。
エルニーニョ現象は「貿易風の弱まり」→「暖水の東進」→「海面水温の上昇」という連鎖で発生します。
エルニーニョの逆の現象が、ラニーニャ「スペイン語で)(女の子)」になります。
ラニーニャ現象は、貿易風が平年より強く、太平洋東部の海面水温が通常より低くなる傾向があります。
夏は、猛暑になる傾向にあり、冬は寒冬になりやすい傾向にあります。
※エルニーニョ/ラニーニャ現象は、大気と海洋の相互作用によって熱帯太平洋で自然に生じる地球上で最も大きな気候変動現象で、3~7年ほどの周期で繰り返されており、世界各国の気象機関が常時監視しています。
