災害時のペット避難対処

2026年09月07日

ペットを飼っている方にとって、災害時に最も気がかりなのは「ペットをどうやって守ればいいのか」

ペット可の避難所を事前に知っておかなければ、発災後に途方に暮れることになりかねません。

 

東日本大震災では、ペットを連れて避難できず自宅に戻った結果、二次災害に巻き込まれた事例が報告されています。熊本地震でも、ペットと一緒に避難所に入れず車中泊を続けた結果、エコノミークラス症候群を発症した飼い主が複数いました。

 

【同行避難】

ペットを連れて避難所まで一緒に移動することを指します。

 

【同伴避難】

避難所の中で飼い主とペットが同じ空間で生活できる避難形態を指します。

 

【現実的な対応策】

同伴避難ができる避難所が近くにない場合、車中泊やテント泊でペットと過ごす飼い主も多くいます。ただし車中泊はエコノミークラス症候群のリスクがあるため、定期的に身体を動かすことが必要です。また、被災地域外の親戚・知人にペットを預ける「遠方避難」も選択肢の一つです。複数のプランを事前に考えておくことが、パニック時の判断力を保つ鍵になります。ペットホテルや動物病院との事前連携も検討しておくと安心です。

 

※災害時のペット対策で最も重要なのは、「同行避難」と「同伴避難」の違いを正しく理解し、自分の地域でどのような対応が可能かを事前に調べておくことです。

避難所ではケージに入れることが求められます。

猫の場合は、キャリーに入ることへの抵抗を減らす訓練が中心になります。

ペット用の備蓄は最低5日分を確保し、マイクロチップや迷子札で身元確認の手段を複数用意しておきましょう。しつけや訓練も平時から取り組んでおくことで、いざという時にペットも飼い主も落ち着いて行動できます。

ペットを守れるのは飼い主だけです。災害が起きてから慌てるのではなく、平時の今から準備を始めることが、大切な家族を守る最善の方法です。

 

お住まいの自治体に、ペット同伴可能な避難所の有無を問い合わせるところから始めてみてください。

2026-09-07