「スキップフロア」戸建・マンションの違い

2026年08月28日

【一戸建てにおけるスキップフロア】

一戸建てで使用されるスキップフロアは、「ステップフロア」とも呼ばれ、床を半階ずつずらして中2階のような居室を設ける造りのことを指します。

 

空間を立体的に使えるため、狭い敷地や傾斜地に家を建てる場合などで、できるだけ床面積を広くとりたいときに活用されることが多いです。

 

【マンションにおけるスキップフロア】

マンションでスキップフロアと表示されるときには、一戸建ての場合と意味合いが異なり、「エレベーターが1~2階おきにしか止まらないプランニング」を指します。

 

エレベーターがフロアを「スキップ」することから、そのままスキップフロアと呼ばれています。つまり、一戸建てでは室内の構造を指しているのに対し、マンションでは「建物全体のプランニング」を指しているということです。

9階建てのマンションでエレベーターの停止階が1階、3階、6階、9階といった形で設定されている場合、2階、4階、5階、7階、8階には止まりません。こうしたフロアはスキップフロアと呼ばれ、部屋にアクセスするためにはエレベーターの停止階から階段で移動する必要があります。

 

【スキップフロア階にある部屋のメリット】

スキップフロア階にある部屋の大きな特徴として単一の世帯のみがそのフロアを利用することとなり「共用廊下を設けない」ため、居住面積を広く取れます。

スキップフロア階にほかの階の居住者が立ち入ることがないため、集合住宅でありながら部屋のプライバシー性が高く保てます。

 

【スキップフロア階にある部屋のデメリット】

エレベーターの停止階から階段で下りてくる、あるいは上ってくる必要があるため、エレベーター停止階からのステップフロアへの階段移動の負担があります。

 

エレベーターが止まらないという点は、中古マンションの購入者にとっても重要なデメリットとして映ることが多く、立地等条件に恵まれていたとしても、通常階とは売却価格に大きな差が生まれることがあります。

 

※2006年にバリアフリー新法が施行されて以来、マンションにおけるバリアフリー化が大きく進んでおり、新たにスキップフロア型で建てられることは無くなっています。

殆どのスキップフロア型のマンションは、必然的に築年数が経過していると考えられ、立地の割に物件価格はリーズナブルです。

メリット・デメリットを十分考慮した上で購入する場合は慎重に検討することが大切です。

 

築古のスキップフロア型賃貸マンションをお探しの方、ご紹介できますので問い合わせ頂ければと思います。

 

2026-08-28