「鬼首」地名由来

2026年07月09日

鬼首(おにこうべ):宮城県大崎市鳴子温泉

 

鬼首温泉が地内所々に湧出し、古来、硫黄・石英・石雲母・金・銀・銅の鉱産や漆の生産に富み、馬産地としても知られていました。

「鬼首」の地形は、火山性の険しい山岳地帯で冬は豪雪、夏は湯煙が立ち上る「地獄の風景」が象徴的。

 

地名の由来は、

坂上田村麻呂が蝦夷征伐の際、首領(豪族)大武丸を討ち討ち、その首がこの地に落ちたので「鬼首」と呼んだという伝説があります。

「鬼首」は本来、鬼切部(おにきりべ)と呼ばれていたものの訛りと思われます

 

「鬼」は異民族、「首」は勝利の証

「地獄谷」は火山の畏れ

「釜神」は火の祈り

 

それらが重なり合うことで、「鬼首」という地名は単なる呼称を超え、風土と歴史の層を持つ言葉となっています。

2026-07-09