現状有姿売買と現況有姿売買の違い
2025年10月16日
不動産取引における「現状有姿売買」と「現況有姿売買」の違いは、下記のとおりになります。
「現状有姿売買」とは、「不動産に敢えて変更を加えずそのままの状態で売買すること」を意味する言葉です。
※修繕工事が必要な物件を修繕工事をしないで売りに出す等、意図的にそのままの状態で売買する取引を指します。追加の費用負担や工事期間等を考慮しそのままの状態で取引する方が得だと判断した場合に用いられる方法です。
「現況有姿売買」とは、「変更するのが困難な状況にある不動産物件をそのままの状態で売買すること」を意味する言葉です。
※一般的には、開発許可が特別に必要な土地や多額の費用が掛かる山林等、変更が難しい不動産物件をそのままの状態で取引することを表します。
どちらも現状のままでの取引を意味しますが、変更しようと思えばできるが敢えてやらないのが「現状有姿売買」変更したくてもできないのが「現況有姿売買」です。
「現状有姿売買」の例
・「追加費用をかけたくないので現状有姿売買で買い手を探す」
「現状有姿売買なので相場よりも価格が安い」
「現況有姿売買」の例
・「造成できない土地なので現況有姿で処分したい」
「現況有姿売買で売りに出すしかない」
※「現状有姿売買」「現況有姿売買」の違いは、「変更の可能性」です。混同しやすい表現なので違いを正しく理解しておきましょう。
