蓄熱暖房機
2025年02月07日
蓄熱暖房機とは、夜間の安い電力を利用して内部の蓄熱体(レンガやセラミックなど)に熱を蓄え、日中にその熱を放出して部屋を暖める暖房機のことです。電気料金が安い深夜電力を活用できるため、経済的で環境にも優しい暖房方式として知られています。
🔹 蓄熱暖房機の仕組み
夜間に蓄熱
電気ヒーターで蓄熱体を加熱し、熱を蓄える(主に夜間の安い電力を使用)。
日中に放熱
自然放熱(輻射熱)とファンによる温風で部屋を暖める。
温度調整が可能
サーモスタットやファンの調整で室温をコントロールできる。
🔹 蓄熱暖房機のメリット
✅ ランニングコストが安い
夜間の割安な電力を活用するため、暖房費を抑えられる。
✅ ふんわりとした快適な暖房
輻射熱を利用するため、エアコンのような乾燥が少なく、やわらかい暖房感がある。
✅ メンテナンスがほぼ不要
燃料の補充や換気が不要で、基本的に故障も少ない。
✅ クリーンで安全
燃焼を伴わないため、一酸化炭素中毒の心配がない。
✅ 環境にやさしい
再生可能エネルギー(太陽光発電など)と組み合わせれば、CO₂排出を抑えられる。
🔹 デメリット
❌ 設置コストが高い
本体価格が20万円〜50万円程度と高額。
200Vの専用電源工事が必要な場合がある。
❌ サイズが大きく、重い
蓄熱レンガが入っているため、重量が100kg以上になることもある。
❌ 即暖性がない
エアコンやガスファンヒーターのようにすぐに温まるわけではない。
天気が暖かい日でも、前日に蓄熱した熱が放出されるため、調整が難しいことも。
🔹 蓄熱暖房機が向いている家庭
🏠 寒冷地の住宅(北海道・東北・北陸など)
🏠 電気料金の安い深夜電力プランを契約できる家庭
🏠 高気密・高断熱住宅(省エネ住宅)
🏠 石油やガスを使いたくない家庭(クリーンな暖房を求める人)
🔹 主要メーカーと人気機種
ノーリツ(Noritz)
ユニデール(Unidare)
スティーベル(STIEBEL ELTRON)
パナソニック(Panasonic)(生産終了品あり)
🔹 まとめ
蓄熱暖房機は、**「初期費用は高いが、長期的に経済的で快適な暖房」**です。特に寒冷地やオール電化住宅では、安定した暖房として選ばれることが多いです。導入を検討する際は、電力契約や住宅の断熱性能を確認し、最適な暖房方法を選ぶのがポイントです!
どうかご不明点のことがあえばご相談下さい。
